[06.03.12]大分県森林組合連合会および大分県木材協同組合連合会ならびに大分県信用組合との包括連携協定を締結しました

大分県は、面積の71%が森林であり、全国的にも林業が盛んな県であるといえます。森林は洪水などの災害の抑止、水質の浄化、生物多様性の保全や炭素の貯蔵効果すなわちカーボンニュートラルに資する木材資源を供給するなど私たちの暮らしを支えております。


しかしながら、木材価格の長期低迷や管理放棄森林の増加や造林作業員の高齢化など林業を取り巻く環境は厳しい状況が続いております。一方で、カーボンニュートラルに係るJ-クレジットの認証量の増加、世界的な木造ビルの建築ブーム、衛星データなどを活用したスマート林業やウッドチップを活用したバイオマス発電など新しい林業へ注目が集まっております。また、森林の適切な管理が、花粉量の抑制につながると言われております。

こうした中、大分県の林業支援を行う大分県森林組合連合会および木材需要の拡大と木材産業の支援を行う大分県木材協同組合連合会ならびに住宅ローン等を通じた資金供給を行う当組合が協力して大分県の地域材の利用促進を支援し、大分県の森林資源の循環スキームの構築およびカーボンニュートラル実現等に向けて連携することとなりました。

1. 締結日
令和6年3月6日(水)
大分県信用組合 支店長会議室にて
2. 出席者
大分県農林水産部 部長 佐藤 章 様(ご来賓)
大分県農林水産部 審議監 吉松 史考 様 代理出席
一般財団法人大分県建築住宅センター 理事長 高木 謙二 様(ご来賓)
大分県森林組合連合会 代表理事会長 井上 明夫 様
大分県木材協同組合連合会 代表理事 安部 省祐 様
大分県信用組合 理事長  𠮷野 一彦
3. 主な協力事項
(1)林業・木材加工業者への活性化支援
(2)木材を活用した建築物の普及
(3)大分県森林再生機構の広報
(4)放置森林の活用や衛星データなどを活用したスマート林業の研究
(5)人材交流や職員教育による人材育成 等

≪締結・調印式の模様≫

締結・調印式の模様

当組合𠮷野理事長㊧・大分県森林組合連合会 代表理事会長 井上 明夫 様 ㊥・大分県木材協同組合連合会 代表理事 安部 省祐 様 ㊨


集合写真

三者で握手


集合写真

集合写真 調印関係者の皆様


締結式の様子【YouTube】