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年金どうなってるの?知ってるようで知らない年金の豆知識!大分県信用組合|渡辺敬二労務士の年金コラム

渡辺敬二労務士の年金コラム

[エッセイ] 自尊心を捨てよ

2018年02月01日
 田中真澄先生は著書「なぜ営業マンは人間的に成長するのか」の中で言っている「人間性には論理的な側面と情緒的な側面とがある。内勤の領域では論理的な面が優れていれば、たとえ対人能力に問題があっても何とか勤まるが、営業はそうはいかない。むしろ義理、人情、浪花節といった情の世界、すなわち非論理的な面での対応が問われるのである」「根性がある、熱意がある、辛抱強い、明朗であるといった情緒の分野の能力がある程度備わってないと顧客がまともに付き合ってくれない」「営業で一人前の人間といわれるようになるには、とにかくいろいろな客に接して、時には恥をかきながら場数を踏むことである。営業は相手の世界に飛び込んで仕事をする。そこは戦場である。戦場で勝つためには何よりも日頃から実践で鍛えておくことである」
 一般に営業が不向きであると思っている人には論理家が多い。もっと易しく言えば恥をかくのが否で勉強する人、知識を蓄えている人が多い。またこの人たちは知識が少しあるがゆえに自尊心が異常に高いのである。社内における昇格試験や検定試験では高得点を取るが、営業力に弱いため昇進が遅れることに不平を露にすることがある。多分彼らは営業力に弱いということが人間関係を築くことにも不利であることが分かっていないのではないか。指導力に欠けるということでもある。そして彼らの中の一部は公的資格を取って自立しようと決意する人もいる。そして苦節十年資格を取得するが、サラリーマンを辞めることができないのである。資格を生かし自立して食っていくには営業力が不可欠であることをこの時に認識させられるのである。
 これからの時代は会社での内勤の仕事がアウトソーシングされていき、会社に雇われている人は皆営業を担当するようになる。営業が不得手であるとか嫌いとかいっておれない時代が来ているのである。早くつまらぬ自尊心を捨てて、営業のプロを見習い、実践していくことがこれからのサラリーマンの進む道なのである。
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コラム執筆者/渡辺敬二社労士のご紹介

渡辺敬二労務士のプロフィール

渡辺敬二労務士の写真
渡辺敬二
(わたなべ けいじ)
渡辺敬二社労士事務所
大分市中央町4-2-5-6F
TEL.097-538-9865
昭和21年8月大分県生まれ。別府鶴見丘高校卒業。昭和44年東洋大学経済学部卒業、同年大分県信用組合入組。研修課長、人事課長歴任後平成9年7月退職。平成10年社会保険労務士事務所開設。経済法令研究会専任講師として銀行、信金、信組、JAの研修で活躍。年金相談会では毎年500人の相談を受ける。
[取得資格]
社会保険労務士、宅地建物取引主任者、行政書士、安全衛生管理者、確定拠出年金アドバイザー

渡辺敬二労務士のプロフィール/ここまで

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