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年金どうなってるの?知ってるようで知らない年金の豆知識!大分県信用組合|渡辺敬二労務士の年金コラム

渡辺敬二労務士の年金コラム

[年金相談あれこれ]「厚生年金基金の行方」

2017年12月01日
「厚生年金基金が『解散』した場合、私たちの年金はどうなるのですか」と信用組合OBからの相談です。

 平成24年、国は厚生年金保険法を改正し、平成26年4月から原則10年後(平成36年度末)に厚生年金基金を廃止することにしました。相談者はこの「廃止」という言葉が気になっているようです。
一方、公的年金については、少子高齢化に伴って給付水準の見直しが行われており、長期的に見て公的年金の給付額は減少する傾向にあります。
基金が解散した場合と代行返上し後継制度に移行した場合以下のようになります。
解散の場合、仝什澳雍發箸靴討麓けている「基本給付」のうち代行部分相当額は国に返上し、「厚生年金」として現在受給している代行部分の年金と同額が国から支給されます。
◆峇靄楜詆奸廚里Δ疎綛塢分を除くプラスアルファー部分、及び加算給付は受給者に一時金として分配されます。
代行返上の場合、,浪鮖兇両豺腓汎韻犬任后▲廛薀好▲襯侫 蕊分、及び加算給付は後継制度となる確定給付企業年金基金にその権利義務が承継されます。
いずれにしろ受給している基金の支給が0円になるのではなく支給機関が変わり年金や一時金として支給されます。
平成26年3月末に全国にあった厚生年金基金531基金のうち、平成28年12月末までに後継制度(確定給付、確定拠出、中退共)へ移行したのは85基金、解散したのは299基金で147基金が方針未定となっています。
相談者が加入する信用組合の基金は、継続制度に移行し従来どおり運営する予定のようですが給付額の引き下げはやむを得ないでしょう。
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コラム執筆者/渡辺敬二社労士のご紹介

渡辺敬二労務士のプロフィール

渡辺敬二労務士の写真
渡辺敬二
(わたなべ けいじ)
渡辺敬二社労士事務所
大分市中央町4-2-5-6F
TEL.097-538-9865
昭和21年8月大分県生まれ。別府鶴見丘高校卒業。昭和44年東洋大学経済学部卒業、同年大分県信用組合入組。研修課長、人事課長歴任後平成9年7月退職。平成10年社会保険労務士事務所開設。経済法令研究会専任講師として銀行、信金、信組、JAの研修で活躍。年金相談会では毎年500人の相談を受ける。
[取得資格]
社会保険労務士、宅地建物取引主任者、行政書士、安全衛生管理者、確定拠出年金アドバイザー

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