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年金どうなってるの?知ってるようで知らない年金の豆知識!大分県信用組合|渡辺敬二労務士の年金コラム

渡辺敬二労務士の年金コラム

[エッセイ]知らなかったこと(2)

2017年11月01日

 妻と二人で京都・鎌倉・東京・仙台へ旅をした。
〇江の島から「湘南モノレール」・「成田エクスプレス」・「山手線」・「つくばエクスプレス線」・「東京メトロ・千代田線」・「京成金町線」を乗り継ぎ十六時三十分、待望の「フーテンの寅像」に会うことができた。「柴又帝釈天」に通じる参道にある店の半数が店仕舞いし、残りの店も閉店の準備をしている。「四時過ぎに店仕舞い」とのことで映画で見る賑いは全くなかった。まだ陽は高いのに。

〇渋谷での目的は「スクランブル交差点を渡ること」と「テレビで観るような人の多さを実感すること」だけだ。交差点ではものすごい数の人が信号待ちをしている。信号が変わると一斉に動き出し前方や斜め前方からの人と交差している。私たちもすぐに挑戦し青信号が灯っている内に渡り終えた。辺りを見渡すと「ツタヤ」ビルの二階にある「スターバックス」から眺めている人が居ることが分かり向かった。カウンターでコーヒーを飲みながら眺めている人の後に立った状態で眺めている人(コーヒーなし)が二重にも三重にもおり店内は超満員だ。用もないのに交差点を渡る人、渡る人間の塊をただ見ているだけの人、平和な日本はこれから何処に向かうのか。赤信号になって渡り切れず交差点の中央に取り残される人も居た。何処に向かうか立ち止まって考えているのか。

〇渋谷から新宿方面山手線に乗ると車内は超満員で身動きすらできない。原宿駅から更に乗り込み超々満員になる。「新宿駅で非常ボタンが押されたので調べています」と車内アナウンスで五分の停車。息苦しい中辛抱するが代々木駅のホームに入った時に限界が極限に達し妻の腕を引っ張り降車した。妻が希望している山手線一周の夢が消えた瞬間だった。路線の景色を楽しみにしていたらしいが大都会を知らなさすぎる。

〇秋葉原駅で降車し預けたコインロッカーを探すが場所が分からない。山手線と総武線が直角に交わっている駅で構内の通路も複雑のようにある。目印にしていた出店も店仕舞いして見当も付かなくなり、探し回りやっと見つけてキャリーバッグと手提げバッグを受け取る。これらの荷物を持ってあの満員電車には乗れないと判断し、一駅なので歩くことにした。三十分くらいかかった。通勤時間帯(二十時過ぎ)の電車に旅行カバンを持って乗れないことなど知らなかった。東京は怖い。

〇中尊寺金色堂に参拝するバスを降りた所が表参道の入口。傾斜三十度くらいの登り坂(月見坂)が目の前にあり、歩いて登る気持ちを失わせる。「タクシーで行こう」と私、「二度と来ることのない場所だから歩く」と妻。五百メートルくらい登ると勾配は少し楽になったが、中尊寺本堂の御本尊前でへたり込んでしまった。金色堂はまだ登る。参拝を終え山を下る途中にある「お休処」が私を誘う。甘い食べ物など無縁と思っていたが「お休処」の必要性を理解した。冷やしぜんざいが旨かった
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コラム執筆者/渡辺敬二社労士のご紹介

渡辺敬二労務士のプロフィール

渡辺敬二労務士の写真
渡辺敬二
(わたなべ けいじ)
渡辺敬二社労士事務所
大分市中央町4-2-5-6F
TEL.097-538-9865
昭和21年8月大分県生まれ。別府鶴見丘高校卒業。昭和44年東洋大学経済学部卒業、同年大分県信用組合入組。研修課長、人事課長歴任後平成9年7月退職。平成10年社会保険労務士事務所開設。経済法令研究会専任講師として銀行、信金、信組、JAの研修で活躍。年金相談会では毎年500人の相談を受ける。
[取得資格]
社会保険労務士、宅地建物取引主任者、行政書士、安全衛生管理者、確定拠出年金アドバイザー

渡辺敬二労務士のプロフィール/ここまで

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