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年金どうなってるの?知ってるようで知らない年金の豆知識!大分県信用組合|渡辺敬二労務士の年金コラム

渡辺敬二労務士の年金コラム

[エッセイ]知行合一

2017年07月03日
 「検定試験に合格する勉強は意味がない。百点を取る勉強をしなければダメだ。」と若いサラリーマンに言う。合格するための勉強は六十点を目指した勉強であり、中途半端な勉強は何も分からないのと同じである。百点を取る勉強をしたのであれば点数は問題ではない。一通りのことが分かるので勉強をしたことを正しい情報として提供することができるのである。そして通信教育の修了証、検定試験の合格証も持っているだけでは何の役にも立たないのである。実践に役立つ知識をもっているのであればすぐにでも役立ててもらいたい。
これまでの人事制度の主流であった職能資格制度は、資格を持っていれば職務遂行能力があると見なされ高く処遇された。しかし、「知識いずれ行動」ではいつ成果がでるのか分からない。これからの人事制度は成果主義が主流となる。「知識すぐに行動」であればすぐに成果はでるのである。中国思想の流れが朱子学「先知後行」から陽明学「知行合一」に変遷した時代と同じである。
いま、まさに生活の大黒柱であるサラリーマンの職場は不況という名の波をまともに受け淘汰されようとしている。しかし、私達は勝ち組みにならなければならないのである。それには組織のなかのサラリーマンであってはならず、組織のなかの商売人であらねばならない。サラリーマンは仕事の上で商売をしている人と接することが多いので彼らの毎日が真剣勝負であることが解るはずである。彼らの休んだ日、売上げのない日は確実に蓄えが減るか、借財が増えるのである。休暇をとっても、その日の成果がなくても決まって給料の貰えるサラリーマンは、押し寄せる波に対して不安感を募らせるばかりで改善策すら見出せないでいる。商売人になって自分の給料は自分で稼ぐくらいの意欲を持つと、勝つために何をしなければならないかが見えてくる。
「知行合一」とは勉強して得た知識をすぐに実践することにある。知識は必要で行動は不可欠なのである。
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コラム執筆者/渡辺敬二社労士のご紹介

渡辺敬二労務士のプロフィール

渡辺敬二労務士の写真
渡辺敬二
(わたなべ けいじ)
渡辺敬二社労士事務所
大分市中央町4-2-5-6F
TEL.097-538-9865
昭和21年8月大分県生まれ。別府鶴見丘高校卒業。昭和44年東洋大学経済学部卒業、同年大分県信用組合入組。研修課長、人事課長歴任後平成9年7月退職。平成10年社会保険労務士事務所開設。経済法令研究会専任講師として銀行、信金、信組、JAの研修で活躍。年金相談会では毎年500人の相談を受ける。
[取得資格]
社会保険労務士、宅地建物取引主任者、行政書士、安全衛生管理者、確定拠出年金アドバイザー

渡辺敬二労務士のプロフィール/ここまで

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