街へ暮らしへ気持ちいっぱい

年金どうなってるの?知ってるようで知らない年金の豆知識!大分県信用組合|渡辺敬二労務士の年金コラム

渡辺敬二労務士の年金コラム

[年金相談あれこれ]「合算対象期間」とはどのような期間なのか

2017年04月03日
「平成29年8月から年金を受け取るために必要な10年の期間に合算対象期間を加えても良いとのことですが合算対象期間て何ですか」と70歳代の男性からの相談です。

老齢基礎年金を受けるためには、原則として、保険料を納付した期間と免除された期間を合算して25年(平成29年8月から10年)の年金加入期間が必要です。しかしながら、これまでの年金制度の変遷の中で国民年金に任意加入しなかったり、国民年金の被保険者の対象となっていなかった、ことなどにより25年を満たせない場合があります。
(注)生年月日により、25年の年金加入期間がなくても受給できることがあります。
そこで、このような方も年金を受給できるよう、年金額には反映されませんが受給資格期間としてみなすことができる期間があり、この期間を「合算対象期間」といいます。保険料を納付した機関と免除された期間に合算対象期間を加えた期間が25年以上あれば老齢基礎年金の受給要件を満たすことになります。
主な合算対象期間は次の期間です。※は20歳以上60歳未満の期間に限ります。
<昭和61年4月1日以後の期間>
1.日本人であって海外に居住していた期間のうち国民年金に任意加入しなかった期間
 ※
2.平成3年3月までの学生(夜間制、通信制を除き、年金法上に規定された各種学校を含む)であって国民年金に任意加入しなかった期間※
3.第2号被保険者としての被保険者期間のうち20歳未満の期間又は60歳以上の期間
4.任意加入したが保険料が未納となっている期間(全て20歳以上60歳未満の期間が対象)
<昭和36年4月1日から昭和61年3月31日までの期間>
5.厚生年金保険、船員保険及び共済組合の加入者の配偶者で国民年金に任意加入しなかった期間※
6.被用者年金制度等から支給される老齢(退職)年金受給権者とその配偶者、老齢(退職)年金の受給資格期間を満たした人とその配偶者、障害厚生年金受給権者とその配偶者、遺族年金受給権者で国民年金に任意加入しなかった期間※
7.学生(夜間制、通信制、各種学校を除く)であって国民年金に任意加入しなかった期間※
8.昭和36年4月以降の国会議員であった期間※
9.昭和37年12月以降の地方議員であった期間※
10.日本国籍を取得した方、又は、永住の許可がされた方の取得・許可前の期間であって昭和56年12月までの在日期間※
11.日本人であって海外に居住していた期間※
12.厚生年金保険・船員保険の脱退手当金を受けた期間(昭和61年4月から65歳に達する日の前月までの間に保険料納付済期間(免除期間を含む)がある人に限る)
13.国民年金の任意脱退の承認を受けて、国民年金の被保険者にならなかった期間※
14.厚生年金保険、船員保険の被保険者及び共済組合の組合員期間のうち、20歳未満の期間又は60歳以上の期間
 15.任意加入したが保険料が未納となっている期間(全て20歳以上60歳未満の期間が対象)
<昭和36年3月31日以前の期間>
16.厚生年金保険・船員保険の被保険者期間(昭和36年4月以後に公的年金加入期間がある場合に限る)
17.共済組合の組合員期間(昭和36年4月以後に引き続いている場合に限る)

日本年金機構ホームページ「合算対象期間」(2014年4月21日)をもとに作成
一覧へ戻る
ページトップへ


コラム執筆者/渡辺敬二社労士のご紹介

渡辺敬二労務士のプロフィール

渡辺敬二労務士の写真
渡辺敬二
(わたなべ けいじ)
渡辺敬二社労士事務所
大分市中央町4-2-5-6F
TEL.097-538-9865
昭和21年8月大分県生まれ。別府鶴見丘高校卒業。昭和44年東洋大学経済学部卒業、同年大分県信用組合入組。研修課長、人事課長歴任後平成9年7月退職。平成10年社会保険労務士事務所開設。経済法令研究会専任講師として銀行、信金、信組、JAの研修で活躍。年金相談会では毎年500人の相談を受ける。
[取得資格]
社会保険労務士、宅地建物取引主任者、行政書士、安全衛生管理者、確定拠出年金アドバイザー

渡辺敬二労務士のプロフィール/ここまで

けんしんの毎月行われる年金相談会の日程をご紹介します。

けんしんの年金相談会


本ページ内に掲載の記事・写真など一切の無断転載を禁じます。すべての記事・写真の著作権は大分県信用組合に帰属します。
けんしん