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年金どうなってるの?知ってるようで知らない年金の豆知識!大分県信用組合|渡辺敬二労務士の年金コラム

渡辺敬二労務士の年金コラム

[年金相談あれこれ]65歳まで働く損得

2016年08月01日
「60歳から年金をもらいながら働いているのですが、いま給料から引かれている保険料分はいつ年金になるのですか」と64歳男性からの相談です。

 このような相談の場合、
「退職するか65歳になれば、60歳からの分が加算されます」
と答えれば相談者の話は終わってしまいます。ここからがプロの相談員、
「いま、おいくつですか」
「64歳にもうすぐなります」
「いつまで働くのですか」
「65歳まで働いていいと会社が言ってくれますので、65歳まで働く予定です」
「65歳まで働くと退職金が増えるのですか」
「いいえ、退職金はありません」
「そうですか、それでは65歳になる前に退職してください。そのほうがずっと得ですから」
 年金相談に来たお客様に退職時機の提案です。雇用保険の失業給付(基本手当)の所定給付日数はどのくらい長く働いたかで決まることは知っていますが、65歳以後の退職となると給付日数の決め方が違うということは知りません。
 65歳になる前に辞めると150日分で、65歳を過ぎて辞めると50日分しかもらえません。
「いい話をきかせてくれてありがとうございました」
と言って喜んで帰っていきました。
 ちなみに65歳とは誕生日の前日を言いますので、正確には誕生日の前々日までに退職する必要があります。
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コラム執筆者/渡辺敬二社労士のご紹介

渡辺敬二労務士のプロフィール

渡辺敬二労務士の写真
渡辺敬二
(わたなべ けいじ)
渡辺敬二社労士事務所
大分市中央町4-2-5-6F
TEL.097-538-9865
昭和21年8月大分県生まれ。別府鶴見丘高校卒業。昭和44年東洋大学経済学部卒業、同年大分県信用組合入組。研修課長、人事課長歴任後平成9年7月退職。平成10年社会保険労務士事務所開設。経済法令研究会専任講師として銀行、信金、信組、JAの研修で活躍。年金相談会では毎年500人の相談を受ける。
[取得資格]
社会保険労務士、宅地建物取引主任者、行政書士、安全衛生管理者、確定拠出年金アドバイザー

渡辺敬二労務士のプロフィール/ここまで

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