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年金どうなってるの?知ってるようで知らない年金の豆知識!大分県信用組合|渡辺敬二労務士の年金コラム

渡辺敬二労務士の年金コラム

[エッセイ]JRに感謝

2016年06月01日
 数年前、大分から佐伯行きのJR特急に乗った。先頭車両の一番前の席から電車でGO状態。目の前の景色が左右に分かれ後方へと消えていく。しばらく日豊海岸の眺めを楽しむ。ふと我に返ると復路の切符がないのに気付いた。大分駅「みどりの窓口」で往復切符を確かに購入し、「JCBカード」で支払ったことは憶えている。ポケットやカバンを探すが見つからない。どこで無くしたかも思い出せない。帰りにまた切符を買えば済むことと、切符のことを忘れ再び一時間しかないJRの移動を楽しんだ。
 目的地、佐伯駅に着きホームに降りるとスピーカーから「大分から乗られたワタナベケイジ様、改札口までお越しください」とアナウンスが流れている。ホームには今降りた人が五人位改札口に向かっている。私は先頭車両に居たから改札口までは遠い。その間「大分から乗られたワタナベケイジ様・・・・」と何度もアナウンスが流れる。私の名前など知る人は居ないなのに何の用件だろうと不思議に思いながら駅員に自分であると告げる。駅員から「大分駅で切符をお預かりしておりますのでこの紙を持っていてください」と駅長名の入った証明書(理由書)を渡された。
 「みどりの窓口」で切符を購入した時に一枚落としたのか、疑問が解けた。「JCBカード」で支払ったのでサインから私の名前を把握し、切符の目的地「佐伯駅」に連絡をとっておいてくれたJR職員の温かい気持ちに感謝した。
 佐伯市での仕事が終わり、佐伯駅ではこの証明書で改札を通り、車内検査を受け、大分駅に着いて改札の職員に渡すと「ハイ、分かりました」と躊躇することなく通れた。
 一人のミスを遠く離れた何人もの人がバトンをつないで救ってくれた。JRの職員さんに感謝、日本人であることに誇りと感謝の一日であった。
 もうこの頃からボケ症が始まったのか?

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コラム執筆者/渡辺敬二社労士のご紹介

渡辺敬二労務士のプロフィール

渡辺敬二労務士の写真
渡辺敬二
(わたなべ けいじ)
渡辺敬二社労士事務所
大分市中央町4-2-5-6F
TEL.097-538-9865
昭和21年8月大分県生まれ。別府鶴見丘高校卒業。昭和44年東洋大学経済学部卒業、同年大分県信用組合入組。研修課長、人事課長歴任後平成9年7月退職。平成10年社会保険労務士事務所開設。経済法令研究会専任講師として銀行、信金、信組、JAの研修で活躍。年金相談会では毎年500人の相談を受ける。
[取得資格]
社会保険労務士、宅地建物取引主任者、行政書士、安全衛生管理者、確定拠出年金アドバイザー

渡辺敬二労務士のプロフィール/ここまで

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