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年金どうなってるの?知ってるようで知らない年金の豆知識!大分県信用組合|渡辺敬二労務士の年金コラム

渡辺敬二労務士の年金コラム

[エッセイ] オンリーワンの知識・技術

2016年03月01日
 「夜逃げする歯医者も」と言うなんとも理解しがたいニュースを見た。専門能力を持った人の仕事の一つで、急に歯が痛くなったときに行っても長く待たされる。私の思い違いなのだろうか。個人が経営する歯科診療所の数は全国で5万5千軒あるという。よくコンビニエンスストアの数に比べられるらしいが、コンビニ数は2015年9月末で町の歯医者さんを上回っている。20数年前から歯医者の数はコンビニの数ほどあると言われてきた。なのに今更「夜逃げする歯医者」と言われるのは何故なのか。
 最近、私の歯が欠け痛くも痒くもないが歯医者に行ってみることにした。されどどこの歯医者に行くか?事務所のビルから一軒見える。隣のビルにも古くからある。近くの大きなホテルにも最近出来た。駐車場からも歯科医の看板が見える。さすがに多くあるなと感じたが隣にある歯医者を訪れることにした。
午後の営業は2時からだったので2時30分に初診の受付をした。少し暗めの待合室で受付嬢に来院の目的を告げる。「少し時間の掛かる患者さんの治療を行っていますのでお待ち下さい」と。待っているのは私一人。前の患者が終わって診察・治療室に案内されていくと、治療台は4基あるが治療を受けるのは私一人。先生の他は歯科衛生士らしきが一人。次の患者は居ない。なるほど。
最近、子どもの歯を気にする親が増え、デンタルケアは欠かせなくなった。それに加え少子化で人口減少が続く中、将来的に患者は減る。歯科医へのニーズはまだまだあるし、目指す学生も多くいるという。
 患者の減少傾向中、町の歯科医は増えることで過当競争が起こっている。高い技術を持っている歯科医師の過当競争、高い能力を持つ弁護士も過当競争、税理士も社労士も過当競争で一日1万円弱の報酬でアルバイトを専門にしている人も居る。
 これからは勉強し、狭き門の国家資格を得ても、それぞれ専門知識・技能を超えて国家資格以上の専門知識・技能(オンリーワン)を持たなければ過当競争に勝てないということか。

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コラム執筆者/渡辺敬二社労士のご紹介

渡辺敬二労務士のプロフィール

渡辺敬二労務士の写真
渡辺敬二
(わたなべ けいじ)
渡辺敬二社労士事務所
大分市中央町4-2-5-6F
TEL.097-538-9865
昭和21年8月大分県生まれ。別府鶴見丘高校卒業。昭和44年東洋大学経済学部卒業、同年大分県信用組合入組。研修課長、人事課長歴任後平成9年7月退職。平成10年社会保険労務士事務所開設。経済法令研究会専任講師として銀行、信金、信組、JAの研修で活躍。年金相談会では毎年500人の相談を受ける。
[取得資格]
社会保険労務士、宅地建物取引主任者、行政書士、安全衛生管理者、確定拠出年金アドバイザー

渡辺敬二労務士のプロフィール/ここまで

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