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年金どうなってるの?知ってるようで知らない年金の豆知識!大分県信用組合|渡辺敬二労務士の年金コラム

渡辺敬二労務士の年金コラム

[年金相談あれこれ]退職後継続再雇用された人の標準報酬月額の決定方法

2015年12月01日
 「年金を受ける権利のある60歳から64歳までの人が退職後継続再雇用とされると、年金が早く多く貰えると聞いたのですがどういうことですか」と60歳男性からの相談です。

 5年位前まで厚生年金保険に加入している人が退職後継続再雇用され、これに伴い給与が著しく変動した場合でも原則として、引き続いて厚生年金保険に加入するものであることから、4ヵ月目に標準報酬月額の随時改定を行っていました。
 ただし、「定年」により継続再雇用された場合に限っては、事業主との使用関係が一旦中断したものとみなし、被保険者資格喪失届及び取得届を同時に提出することにより、再雇用された月から、再雇用後の給与に応じて標準報酬月額を決定していました。
 平成22年9月1日から、高年齢者の継続雇用をさらに支援していくため、この取り扱いの対象を「定年」の場合だけでなく、「60歳から64歳までの年金を受け取る権利のある方が退職後継続再雇用される全てのケース」に拡大することになりました。
 更に平成25年4月1日から「60歳から64歳までの厚生年金」の支給開始年齢が引きあがることに合わせ、この取り扱いの対象者を「60歳から64歳までの厚生年金を受け取る権利のある人」だけではなく、「60歳以降に退職後継続再雇用される人全て」に拡大されました。
 年金が早く、多く貰えるというのは標準報酬月額が早く変更されるため在職老齢年金の支給停止が早く解決するため多く受給できるようになったということです。
 この手続きは新たな雇用契約を結んだことを明らかにできる書類(退職したことがわかる書類、再雇用時の雇用契約書又は事業主の証明書)等を添付しなければなりません。
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コラム執筆者/渡辺敬二社労士のご紹介

渡辺敬二労務士のプロフィール

渡辺敬二労務士の写真
渡辺敬二
(わたなべ けいじ)
渡辺敬二社労士事務所
大分市中央町4-2-5-6F
TEL.097-538-9865
昭和21年8月大分県生まれ。別府鶴見丘高校卒業。昭和44年東洋大学経済学部卒業、同年大分県信用組合入組。研修課長、人事課長歴任後平成9年7月退職。平成10年社会保険労務士事務所開設。経済法令研究会専任講師として銀行、信金、信組、JAの研修で活躍。年金相談会では毎年500人の相談を受ける。
[取得資格]
社会保険労務士、宅地建物取引主任者、行政書士、安全衛生管理者、確定拠出年金アドバイザー

渡辺敬二労務士のプロフィール/ここまで

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