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年金どうなってるの?知ってるようで知らない年金の豆知識!大分県信用組合|渡辺敬二労務士の年金コラム

渡辺敬二労務士の年金コラム

[年金アラカルト]共済年金が会社員並みの待遇に!?

2015年05月07日
 公務員と中小の民間企業に勤めている会社員の年金制度が同じになるってそんな公務員が不利になることできるの?
平成27年10月からの共済年金の厚生年金への統合とは、公平な社会保障制度を目指す「社会保障・税一体改革大綱」に基づき、同一の報酬であれば同一の保険料を負担し、同一の公的年金給付を受けるという公的年金制度の一元化を展望しつつ、公務員および私学教職員の共済年金制度を厚生年金制度に統一するということです。
そもそも公務員の給料は多いし同一の報酬なんてあり得ないんじゃないの。まして、公務員の分の事業主負担の保険料ってすべて税金でしょ。具体的にはどういうことなの!どう変わるっていうの?
 主な改正として
 孱桶部分(共済年金の報酬比例部分)」の年金は厚生年金に統一する。
共済年金だけにあった遺族年金の転給制度を解消し、障害給付の支給要件について保険料納付要件がなかったのを国民年金・厚生年金に合わせる。
6済年金の保険料を引き上げ厚生年金の保険料率に統一する。
ざ済年金だけにある「職域加算」を廃止し、新たに「年金払い退職給付」を創設する。
ザ済年金の未支給年金の給付範囲から「遺族がいないときは相続人」を厚生年金と同じく生計を同じくしていた「兄弟姉妹甥姪」までとする。
Χ済年金の老齢給付受給者が厚生年金保険の被保険者となった場合の支給停止基準を「賃金+年金」が47万円を超えるとするを、「賃金+年金」が65歳までは28万円を超えるとするに変え厚生年金の基準に統一する。
 統一されれば共済組合にとってマイナスばかりの様に見えるけど、でも逆に見れば今まで手厚く保護されていたとも言えるわけね。それにこの統一の中に共済組合にとってメリットなことも隠されているのではないかと疑いたくなるのは私だけかしら。

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コラム執筆者/渡辺敬二社労士のご紹介

渡辺敬二労務士のプロフィール

渡辺敬二労務士の写真
渡辺敬二
(わたなべ けいじ)
渡辺敬二社労士事務所
大分市中央町4-2-5-6F
TEL.097-538-9865
昭和21年8月大分県生まれ。別府鶴見丘高校卒業。昭和44年東洋大学経済学部卒業、同年大分県信用組合入組。研修課長、人事課長歴任後平成9年7月退職。平成10年社会保険労務士事務所開設。経済法令研究会専任講師として銀行、信金、信組、JAの研修で活躍。年金相談会では毎年500人の相談を受ける。
[取得資格]
社会保険労務士、宅地建物取引主任者、行政書士、安全衛生管理者、確定拠出年金アドバイザー

渡辺敬二労務士のプロフィール/ここまで

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